同級生の変貌
私を驚かせたのは、同級生の性格の変化だった。
"暗かった"のは私たちがそうさせていたにすぎないにしても、今の賑やかでさえある快活な話しぶりを誰が想像できたでしょう。
"立場"は人をこんなにも変えるのだと痛感する。
彼女は妙に馴れ馴れしく、いつの間にか私をカオルと呼んでいた。
そう呼ばれたのはまぎれもなくその時が初めてだった。
彼女のなかに息づいている、人としての、しみひとつ無い女としての"自信"が、ガンガン伝わってくる。
彼女の時代が来たのだ・・・・・私はなんとなくそう思い、そして大きな彼女の前で、よけいに小さくなる自分を感じた。